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Wednesday, May 1, 2019

ロンドンの銀行事情ーMonzoとTransferWiseがGood

ロンドンと東京の二拠点生活をはじめて、しばらくは何も考えず、現金は日本の銀行(PRESTIA:旧CitiBank)から引き出し、日本で発行したクレジットカードを使っていました。しかし、クレジットカードは許容範囲内の為替レートだけど、日本の銀行から現金(ポンド)を引き出すと、結構な手数料を取られていることに気がつきました。

PRESTIAの外貨口座にはまとまった金額のポンドが入っているのに、これを引き出すには、イギリスの銀行に口座を作って送金するのが手間が少なくて済むらしいのですが、イギリスの銀行口座の開設は、予約をとったり、書類を揃えたり時間がかかって、とても面倒臭いことを知っていたので、そのまま放ったらかしていました。

しばらくして、TransferWiseだと手数料がすごく安いということを、知人から聞いたのですが、これも引き出すにはイギリスの銀行口座が必要で、口座開設→面倒臭いとまた放置していました(生活するのには困らないので。。。)。この後、海外送金する必要があり、TransferWiseが指定されていたので、TransferWiseの口座は作ってありました。

https://transferwise.com/jp から抜粋
TransferWiseのホームページは日本語に対応しているので、右上の「口座を開設する」のボタンをクリックし、あとは指示に従えばスムーズに開設できます。「マイナンバーカード」か「マイナンバー通知書+本人確認書類(運転免許証やパスポート)」を口座作成時に登録する(アップロード)必要があるのでスキャンしてと便利です。口座開設をスマホで行えば、写真をとれば良いのでより簡単にできます。
初回の送金には必要ないですが、後日簡易書留で送付されてくるアクチベーションコードを入力すると、2回目以降の送金が出来るようになります。

TransferWiseがの良いとろろは、手数料と為替レートを他社と比較して示してくれること。金額によっては他銀行の方がレートが手数料が安くなったり、一部プレミア口座の手数料やレートは反映されませんが、概ねの目安にはなります。

100,000円を送金する時の比較

ロンドン生活をしていると、ICチップ付きのカードやスマホ(ApplePayなど)での支払いが主流になってきているようです。日本の感覚だとクレジットカードの手数料は高いので、個人のお店やレストランでは極力現金で支払うようにしていたのですが、イギリスでは手数料はごく僅かで、逆に現金だと、紛失・盗難や計算がとても煩雑になるので、カードしか使えないお店が増えてきました。そうなると、日本で発行されたクレジットカードを使っていると、明らかに為替レートが悪く、月々かなりの手数料を取られていることに気がつきました。

https://monzo.com/ から抜粋
そんな時、東京にいる時、知り合いからMonzoなら支店に行くことなく簡単にオンラインで口座が開けると聞きました。そして、東京からロンドンに戻ってきてMonzoの口座を作ろうとiPhoneでアプリをダウンロードし指示に従って口座を作成すると10分足らずで口座が出来上がり、簡単にApplePayにカードが登録されセットアップ完了!デビットカードは登録した住所に送付するとのこと(木曜日の朝に口座を作成して二日後の土曜日にデビットカードが届きました)。

Monzoの口座開設はスマホのみからしか行えず、iPhoneなら「AppStore」アンドロイドなら「GooglePlay」からアプリを入手します。その後は指示に従って個人情報を入力し、本人確認として携帯のカメラに向かって「Hello, my name is XXXX and I want to open Monzo account.」というような内容を読んで録画するように指示されます。これが終わると審査に進んで、5〜10分程度で審査が終了し、後はカードが届くのを待つだけ。

この時点でMonzoの口座番号は割り当てられているので、TransferWiseMonzoの口座を登録しておこうと思い、口座を登録して、送金してみると、すぐにMonzoの口座に入金され、ApplePay経由で使えるようになりました。送金にかかった時間はわずか4秒!口座開設から15分以内ですべてのセットアップが完了しました。

日本円からイギリスポンドへの換金は、日本の銀行口座→TransferWiseMonzoが早くて、便利で、為替手数料もお得だと思います。




Sunday, April 28, 2019

ロンドンで土曜日にオススメのマーケット① Broadway Market

ロンドンにはいろんな場所にマーケットがあって、毎日どこかでマーケットが開催されていて、地元のひとや観光客でとても賑わっています。そんな中でオススメのマーケットがいくつかあるので紹介したいと思います。


まず第一弾は、ロンドンフィールズ近くにあるBroadway Marketです。アクセスはあまり良くなく最寄駅は地下鉄のBethnal Green駅かOvergroundのLondon Fields駅。ロンドン中心部から便利なのはバスで、55(Oxford Circus)、26(Waterloo station)、48(London Bridge)から1本で最寄りのMare Street/Victoria Roadにアクセスできます。 マーケットの南側の入り口に赤いレンタル自転車のスタンドがあるので、自転車で行くと便利です。

Broadway Marketは毎週土曜日、道路を封鎖して、生鮮食品、チーズ、スイーツ、古着、アートクラフなど様々な仮設のお店が100件以上並びます。その中でも食べ物のオススメをいつくか紹介したいと思います。

まず1つ目のオススメは the frenchie のDuck confit burgerです。アヒルのコンフィを鉄板で焼いて、焼きチーズと一緒に挟んだシンプルなバーガーです。チーズはブルーチーズ、スモークチェダーまたはゴートチーズの3種類から1つ選べて、ヤギのチーズが嫌いじゃなければ、ゴートチーズがおすすめです(他のチーズも美味しいです)。マヨネーズとソースがかかっていて、食べる前はちょっとくどいかなと思いますが、食べるとダックの油が鉄板で焼くことで程よく落ちていて、見た目よりはあっさりしています。ただ、ボリュームがあるので、付け合わせのDuck fat chipsも食べたければ、二人でバーガーを1つを分けても十分だと思います。


2つ目は、ワイルドマッシュルームのリゾットです。
若い頃は連日パンでお米を食べなくても平気だったのですが、歳のせいか時々無性にご飯が食べたくなる時があります。でも、炊飯器のない我が家ではご飯を炊くのはとてもめんどくさい。そんな時は土曜日まで待って、このリゾットを食べに行きます。数種類のキノコとパルメジャーノが絶妙に合わさって、日本の雑炊のような味わいです。個人的にはこのリゾットを食べると、ご飯を食べたい欲求が満たされます。一番大きいサイズなら2、3人でシェアしても十分だと思います。

食欲に合わせて、大、中、小のサイズあり
ルッコラ等のサラダが乗って、リゾットの塩味とトリフの香りが合わさって絶品
最後は、魚屋さん経営のバーガー屋さんです。
Broadway Market の通り沿い、ロンドンフィールドに近い場所にある魚屋さんの FIN + FLOUNDER さんが経営するお店で、名前も FIN + FLOUNDER。さすが魚屋さんだけあって何を食べても美味しいのですが、一番のおすすめは、ロブスターバーガー(LOBSTER BRIOCHE ROLL)です。スコットランド産のロブスターをスープで煮込んで旨味を凝縮させ、ひと口大に切ったものをBroadway Market にあるパンとコーヒーのお店Pavilionさんのブリオッシュで挟んだバーガーです。
ブリオッシュのほんのりした甘みとロブスターのほんのりした塩味が合わさって、とても美味しいです。お店でロブスターを買うと結構なお値段がするし、殻を剥くのがめんどくさいけど、このバーガーなら、ロブスターの身がゴロゴロ入っていて、安くてお手軽で大満足です。

魚屋さんとは思えないほどおしゃれな外観

Pavilionのブリオッシュに挟んだロブスターの身がはみ出すほど詰まって、サラダ付き
FIN + FLOUNDER さんは、いつも新鮮な魚が揃っていて、うちでは刺身グレードのサーモンを買ってきて、お刺身でいただくことが多いです。ロンドンで刺身?と思うかもしれませんが、サーモンは日本よりロンドンの方が産地に近いので脂が乗っていてとても美味しいです。お店で、Sashimi gradeと言うと別な箱から新鮮なサーモンを出してくれます。刺身好きなら是非試してもらいたいです。



Broadway Marketには、食品だけでなく、他にもたくさんお店が並んでいます。観光地ではなかなか買えない、イーストロンドン発のデザイナーや雑貨など、みているだけでもたのしいです。もし、土曜日に時間があったら、ぜひ訪ねてみてください。





Tuesday, February 26, 2019

ロンドンの美味しいコーヒー

イギリスといえば紅茶が美味しくて、イギリス人は紅茶をよく飲んでるのかと思っていましたが、実際には街中にはいたるところでコーヒーチェーンや個人のコーヒー屋があります。多くあるコーヒー屋の中から私の一押しはMonmouth Coffeeです。

Borough Marketのすぐ南側に隣接するThe Borough

Monmouth CoffeeはCovent GardenのMonmouth Street発祥のコーヒーロースターで、Monmouth StreetとBorough Marketの2箇所にあります。お店の近くに行くとコーヒーの良い香りが漂ってきて、コーヒー好きなら間違いなく引き寄せられてしまうはずです。どちらのお店も素敵ですが、個人的にはカフェとして利用するならCovent Gardenの方が落ち着き、コーヒー豆を買うならBorough Marketの方が良いと思います。品揃えや味に違いは無いと思います。

Borough Marketのすぐ南側に隣接するThe Boroughは、Stoney StreetとPark Streetの角にあり、常にPark Streetに沿って行列ができているので初めて行ってもすぐにわかると思います。ここで注意点は、お店の左側の行列はコーヒーをその場で飲むひとやテイクアウトするひとの行列で、コーヒー豆を買うのは右側に並ぶ必要があります。

いつもテイスティングさせてもらって2〜3種類の豆を買う

コーヒー豆を売っている側は、常に3、4人の店員さんがコーヒー豆を選ぶヘルプをしてくれていて、半分ぐらいの人は銘柄指定を即決で買っていき、残りの人は、好みの味を伝えていくつかテイスティングをさせてもらって、選んでいます。うちは、チョコレートぽい味、フルーティーな味、酸味が強くない味、ビター過ぎないものなどと指定して、テイスティングをお願いします。ここのバリスタさん達の良いところは、とても気さくで、相手の知識によっては優しく噛み砕いた表現を使ってくれたり、わずかに香るコーヒーの味を教えてくれたりととても知識が豊富なところです。また、コーヒーの入れ方(ハンドドリップ、マシン、エスプレッソなど)、豆の挽き方、コーヒーを出す水などの情報も尋ねれば教えてくれます。我が家は、ここでVolvicBritaの水がコーヒーに最適なことを教えてもらいました。

毎回購入するブラジル産のチョコレートっぽい味の強いコーヒー

コーヒーにミルクを入れて飲む人は、ぜひミルクもテイスティングと一緒にもらってください。ミルクを入れるとどう味が変わるかも教えてくれます。バッグの大きさは3種類あって250グラム、500グラム、1キロ。我が家は250グラムを3種類か500グラムを2種類買うことが多いです。これで朝二人で1〜2杯コーヒーを入れて、2週間ぐらい持ちます。

コーヒーのテイスティングをして、もっとコーヒーが飲みたいと思った時は豆を買うときにドリンクの注文できます。私のオススメはカフェオレかホワイトフラット。美味しいコーヒーと濃厚なミルクがとてもよく合います。

ここのスイーツ類も美味しいですが、コーヒーのカウンターの奥に陳列されているのでなかなか買うチャンスがありません。今度は試して見たいと思います。



Friday, February 1, 2019

Santander CYCLES - 赤い自転車

ロンドンでの移動には地下鉄やバスが便利ですが、朝夕の渋滞やラッシュ時の利用はイライラします。バスに乗っていると横をスイスイとすり抜けて行く自転車を見ながら「自転車を買おうかなぁ。でも、うちの階段を自転車を持って上がるのはとてもめんどくさい。多分、すぐに使わなくなる。。。」
街中で見かける赤い自転車はどうやって借りるんだろう?最寄りのステーションは結構遠い(徒歩10分ぐらい)から使えないなと思っていたら、なんと自宅のすぐ近くにステーションを発見!新しく出来たのか、普段通らない道だから気がつかなかったのかはさておき、早速使ってみました。
使ってみるととても簡単で、画面の指示に従えば、最後にこんなレシートが出てきて、5桁の暗証番号が書いてあるので、その番号を自転車がロックしてある左側のキーに打ち込むと「チリン♪」と音がして自転車が解除されます。英語は苦手な人でも大丈夫なように、画面はいろんな言語に対応しています。もちろん日本語にも!

img_6433.jpg

詳しくは、下の公式サイトにあるYouTubeをみると参考になると思います。


使ってみた感想は、まぁ普通の自転車です。3段切り替えのギアが付いているので、脚力に合わせてギアを変更可能なのは良い点。東京にある電動アシスト付きの赤いレンタル自転車に慣れていると、最初は自転車が重く感じるけど、慣れればちょうど良い感じ。
注意する点は、「24時間アクセス可能で2ポンド(£2 bike access fee for 24 hour)」と書いてあるけど、30分以内にステーションに返却しないといけないこと。30分以上経過すると、30分毎に2ポンドがクレジットカードに課金されます(これ、気がつかずに24時間借りて2ポンドだと勘違いする人が多いようで、口コミに高額課金された!って書いてる人が結構います)。私なら適当にしか説明を読みませんが、うちにはこういうマニュアルをしっかり読む優等生がいるので、借りる前にしっかりと仕組みを理解できました。
何回か使ってみて便利だったので、会員登録をしてみました。会員登録には、イギリスの銀行のキャッシュカードまたはクレジットカードが必要なようです(日本で発行されたクレジットカードで試してみましたが、エラーになり登録できませんでした)。都度利用は日本で発行されたクレジットカードも使用できました。
会員登録すると、アプリではログインして確認コードをSMSで受信して入力すれば、すぐに使えるようになりました。下の写真のキーは翌日には自宅に送付されてきました。もっと時間がかかるかと思っていましたが、早く付いたのにはびっくり!Santander、なかなかやるじゃんと思っていたら、2個キーを申し込んだのに1個しか届いていない。別便でもう1個は届くんじゃない?とのん気に待っていても届かず、結局カスタマーサポートに連絡してもう1個送ってもらいました。

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使い慣れると行動範囲が広がってすごく便利です。注意しないといけないのは、日本と違ってイギリスで自転車は車道を走る必要があります。慣れないうちは少し怖いですが、無謀な運転をしない限り、車はちゃんと自転車を避けて追い越してくれます。信号では車用の停止線の前に自転車のマークが道路に描いてあって、そこで待機。信号が赤から黄色に変わるタイミングで自転車が一斉にスタート(スタートダッシュが大事)。大きな道路では自転車専用のレーンが設けられていて、自転車用の信号もあるので、慣れると快適にサイクリングできます。
アプリダウンロードしておけば、現在地とその近辺にあるドッキングステーション、利用できる自転車とドッキングステーションの数を教えてくれるのでとても便利です。ドッキングステーションがいっぱいで自転車を返却できない時には、ドッキングステーションターミナルの画面で「No docking point free」を選択すると15分時間が延長されて、近くで空いているステーションがどこにあるか画面で確認できます。

san

あと、便利なのがGoogle Map。自転車に乗るようになるまで気がつかなかったのですがGoogle Mapで目的地を入力すると、一番右に自転車での所要時間と最適ルートを教えてくれます。残念なのは、近くのステーションがどこにあるかは、Santanderのアプリに戻らないとわかりません。現在地から最寄りのステーションへの道順➡️現在地の最寄りのステーションから目的地の最寄りステーションへの自転車ルート➡️目的地の最寄りステーションから目的地への道順を1つのアプリで分かればとても便利なのにと思います。Santanderさん、頑張ってアプリを改良してくれないかなぁ。

gmap

自転車に乗り始めて欲しくなったのが、レインコートとバックパックです。ロンドンは突然雨が降るので、レインコートがあれば、少々の雨ならすぐ止むことが多いので自転車に乗ってもびしょ濡れにはなりません。色々試してみましたが、Uniquloさんの「ブロックテックパーカー」が個人的には一番良いです。
この赤い自転車には荷台がハンドルの前に付いているのですが、小さくて安定しないので、スーパーで買い物を載せようとすると、なかなか安定しません。周りを観察すると、自転車に乗っている人はバックパックを背負ってる人が多いです。バックパックに付いてはまた別途記事にしたいと思います。